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主任司祭より

『50年間の歩みに感謝し、100年に向かって歩みだしましょう』

2013/12/05 上杉神父


皆様、真駒内教会献堂50周年の記念行事と式典、祝賀会を皆さんの大きな協力によって終えることができました。他の教会から列席してくださった方々からも、温かく、よく準備され、美しい記念行事とミサ、祝賀会であったと、列席できた喜びの声が寄せられました。本当にご苦労様でした。そして互いに、「ありがとうございました」、と感謝し合いたいと思います。いろいろの不思議な恵みがあり、そこには神様からのメッセージが込められているように感じたのは私一人ではないでしょう。これらを胸に、次の半世紀、100年に向けて歩みを進めてまいりましょう。

「私たちは救われている」。

お呼びすることが非常にむつかしいと思われていた晴佐久神父様が来てくださることになり、神父さんから指定された講演会の日はこちらにとって最も好都合の日でした。そこで宣言された言葉がこれです。たとえどんな困難があっても、私たちはすでに救われた者として、問題に屈せず、小さなこととして乗り越えられる。我々キリスト者はふだん、信仰をよりどころに希望を見出そうと歩んでいますが、もっと踏み込んで、すでにもう救われていることを確信し、頂いた希望の力でこの地上の旅路を歩もう。そんなはっきりとした力にあふれた宣言をくださったように思います。「天国に入ったも同然」と、何度も言っておられました。迷いながら福音を伝えるのではなく、この確信を持って、いのちと幸いのありかを伝えていける真駒内教会共同体でありたいですね。

「主のもとにとどまり、主と共に生きよう」。司教ミサの始まる5分前、このことばが書かれた掛け軸が宙を飛びました。それはまるでこの信仰年の言葉自体が、自分の存在を私達の眼前に現したように、すべての人の注目を集めました。「み言葉はあなた達の中に、あなた達の心に刻まれている」ことにあらためて気づかされた思いでした。「この地域のための宣教拠点になる教会づくりを目指しましょう」。三週間前に札幌司教に叙階された勝谷新司教の言葉でした。

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