ロゴ

主任司祭より

「いま 言えること」

2014/04/17 上杉神父


人事発表があり、私はご復活後に登別とは東室蘭教会へ移ることになりました。真駒内教会での3年間、とは言っても2年目からは週に一度来るのがやっとで日曜日ミサは月1回。そのくらいしか奉仕できていないにもかかわらず、皆さんはとても親切で優しく、協力して主キリストから託された信仰と希望と愛を育まれました。そして自立した教会へと成長しようと、努力してこられた姿がうかがえました。3年の間、私はここに200回ほど通ったでしょうか。一度も暗い思いになりませんでした。危篤の報や葬儀は別ですが、美しい山々や川の清々した流れを見ながら、教会が近づくにつれ心が晴れやかになりました。そして来るたびに、ありがたさを感じていました。

こうしておもわず皆さんへ感謝の言葉が出てくるのは、皆さんが感謝して教会に来ているからだと思います。司祭である私に対しても、神に感謝する心で接してくださるからだと気付きます。

エクレシア=「教会」と訳されるギリシャ語の意味は、集まり、すなわち神さまが呼び集めてくださる人々、私たちの事です。感謝する時に、人は恵みに気付きます。恵みに気付くと、恵みを与えてくださる方を知るようになり、その方をわが喜びと感ずるよようになります。救いは、人の示す感謝の大きさが分かると、主キリストは言われました。感謝に満ちた人生を送ることを待ち望んでいる人みんなに伝えましょう。いつも喜べること、たえず祈ることの素晴らしさを、そして、どんな時も感謝できることを。皆さんはそのために選ばれました。やがて宣教の実りが開花する日は必ず訪れるでしょう。

また札幌に帰って来る時まで、どうぞお元気で、またお会いしましょう、シャローム!

教会の日々

月別アーカイブ



ページトップ
MENU