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主任司祭より

「感謝とは・・」

2014/08/07 宋神父


感謝の単語はいい言葉だ。考えると意味がいろいろあるけれど、英語で言えば、考え(think)と感謝(thank)は同じ語源だ。深く考えれば感謝する心ができる。そうだ、私たちはすべてにおいて感謝すべきであろうと思う。ところが私たちはなにか大きいプレゼントとか大きい恩恵を受ければ感謝する。でも小さいことから感謝すべきじゃないか?

大きい海も小さい水玉から始まる。とても些少と小さく見えるものに、まず感謝すべきだ。そうすれば必ず大きい感謝の種に会うだろう。そして日常に感謝しましょう。息をする時も青空を見るときも・・・それを与えられた方に感謝すれば・・・。

聖人アウグスチノはこういわれた。“自分に感謝しましょう”、“人間は高い山と太陽、星たちを見て感嘆しながらも本当に自分に対して感嘆しない”。自分に感謝する事は非常に大切だ。そして自分の胸に抱えている問題について感謝しましょう。何故なら問題はいつも解決するはずだから。一緒に感謝しましょう。

薪は、共に積まれている時もっともよく燃えるはずだ。友人と家族と共に感謝すれば、30倍、60倍、100倍の実を結ぶことだ。だからそれにも関わらず感謝。仕事の結果を見てから感謝するのではなく、トラブルの前に捧げる感謝が美しいのだ。また、寝る前に感謝すべき。大部分の人々は感謝と悩みを抱いて眠る。寝る前の祈りは魂の掃除だ。感謝の力を信じれば良いのだ。感謝することにはエコーの効果がある。感謝すれば感謝するその通りになる。

私たちの命には、恵みと感謝のないことは何一つないのだ。

感謝をすれば永遠に神の光が与えられる。

 

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