『心掛け』
2014/10/02 宋神父
人々はだれでもその人だけ持っている心がけがあります。
性格は生まれつきじゃないかな。
たとえば貧しく暮らすけれど他人と助け合う人。
自分も忙しいけれど順序を譲歩する人。
どんな難しさも屈せず勝ち抜く人。
困難な時見るだけでもなぐさめになり、なんでも共にしてやる人。
他の過去をかばってやり、他の及ばないことを温かい眼差しで見守る人。
こんな人々はまるで自分の身を燃やして、光を照らすろうそくのように、相手を配慮して助けを与える人です。
因縁を破らない人、人生を真実に一緒にする人は、よく熟れた果物と芳しい花のような人です。
わたしもそんな心、そんな香り、そんな真実にあやかりたいです。
香水をふりまかないでも、ろうそくを付けないでも、豊かな心と濃い果物の香りがする、そんな人になればよかったと思います。
毎週整理する心で、そして豊かな心で、ひと月を計画する心掛けができるように。