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主任司祭より

『歳月とともに去った青春』

2015/07/07 宋神父


いつの間に月日がこんなに流れていったのか

気がつけば、時間はこんなに過ぎていった。

 

祖父と手をつないで床屋へ行った日が

昨日のようだったよ。

 

父と手をつないで銭湯へ行った日が

昨日のようだったよ。

 

母と手をつないで市場へ行った日が

昨日のようだったよ。

 

すでに私のそばには祖父も祖母もなく

もはや私のそばには父と母さえいない。

 

年月は流水のごとく流れて、

今、私の歳は

昔の父や母と同じになりました。

 

歳月とともに去った私の青春

もう戻らない、流れていった青春。

 

やりたいこともたくさんあって

行きたいところもたくさんあったのに

今は心も身体もヘトヘトに疲れてしまって

過ぎた時間は名残惜しいのに

どうしたらいいのでしょうか。

 

私の人生はただ、私のものであるということに

もっと早く気づいていたら・・・

 

せめて今、残っている人生の道を

後悔しないよう、やりがいをもってすばらしく

自分のために過ごしていきたい。

 

決して後悔しない

そんな命を生きてみましょう

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