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主任司祭より

『奉仕とは』

2016/09/03 加藤神父


 イエスは、どんなに疲れていても人々のためにご自身をお献げしました。群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て深く憐れまれた(マタイ9・36)とあります。

 また、最後の時が近づいて弟子たちとゲッセマネに行き、ペトロ、ヤコブ、ヨハネの3人を伴って祈りに行かれた。イエスひとりが祈っている間、「ここを離れず、目を覚ましていなさい」と言い残し、祈り終えて帰ってくると弟子たちが眠っていたので、ペトロに「眠っているのか。わずか一時も目を覚ましていられなかったのか。誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。心は燃えても、肉体は弱い」(マルコ14・32-39)と人間の弱さを深く憐れんでおられます。

 キリスト者は、様々な役務の中で奉仕職の務めをも果たすよう求められています。奉仕にも大きなことから小さなものまでいろいろあります。イエスの教えに倣ってどんなことにも忠実に果たさねばなりません。小さなことに忠実な者は大きなことにも忠実であると言われます。このことを忘れがちになる私ですが、教会を利用する人たちに、いつも心から真に「ご苦労様でした」と言える者になりたいと願っています。

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