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主任司祭より

『宣教師として』

2018/11/04 司祭 朴 宰奭(ぱく ぜそく)


 もう秋が過ぎて北海道はもう冬が始まったようです。二年前に北海道に来た時、全てが不慣れで新しかったですが、札幌教区の信者さんたちのお祈りや助けで、日本語勉強も日本の生活も慣れてきています。これからもよろしくお願いいたします。

 私は宣教師でございます。イエス様の復活ニュースを伝える宣教師でございます。もちろん皆さんも私のような宣教師なんですけれど。(^^)()

 宣教師はそもそもイエス様の復活ニュースを伝えるように命じられた人々でございます。ですから世の中のあちこちに行って、神さまが人間になっていらっしゃって、私たちを罪と死から救ってくださって、死んで三日目に復活して、私たちと永遠に一緒にいらっしゃるという、このうれしい知らせ(福音)を伝えるように命じられた人々だということです。だから、宣教師たちがおもに話す話題は、イエス・キリストの十字架の死と復活でございます。つまり、神の国は死んで行くところではなくて、まさに今、ここ、この席から始まっているということを知らせる人が、まさに宣教師だということです。

 神の国が今ここから始められたために、宣教師たちは喜んで従わざるを得ません。彼らはいつも笑顔と親切とやさしさで人々にイエス様のように近づいているのです。

 私もそうしようと頑張っていて、皆さんもそうするべきです。洗礼の秘跡を受けたキリスト者なら、皆がイエス様に命じられた宣教師だからです。だから皆さんにお願いいたします。皆さんの元々のまじめさと優しさを未信者の方々に見せてください。彼らが皆さんを通して神の国を分かるように伝えてください。そしてもしも他人から嫌われるとしても、恐れないでください。イエス様が私たちと一緒にいらっしゃるから心配しなくてもいいでしょう。私たちの心強い保護者として、私たちを悪魔から守ってくださいますから。                        勇気をもってください。

 どなたがおっしゃったのか忘れてしまいましたが、どの聖人かがおっしゃいました。                         「宣教師は煉獄を経ずにすぐ天国に行く。なぜかというと、まさに宣教師の生き方が証しているからです。」

ありがとうございます。

 

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