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主任司祭より

『神の母聖マリア』

2019/01/04 司祭 ケン・スレイマン


新年あけましておめでとうございます。                                      どうですか皆さん、クリスマスから新年まで少し休むことができましたか?私達はクリスマスの日、新しく生まれた幼子イエス様を迎えるために、羊飼い達と同じように寒い天気の中で教会に来ました。

 2000年前のイエス様が生まれた様子をもう一度感じて、新しい希望を与えられました。イエス様の誕生から学んだことは、神様が一人一人に特別な仕事を任命します。その中でマリア様はもっとも大切なスターですね。                                         マリア様の素晴らしい意志は周りの人々に影響を与えました。ヨセフはマリア様の愛を通して、彼女の決心を尊重して自分の心の葛藤を乗り越えました。そして彼が自分の神様から任された仕事を探しました。羊飼い達も天使たちの嬉しい模範を通して影響を感じて、仕事場から少し離れてベツレヘムの馬小屋を訪れました。この訪問の後で一人一人の人生が変化したでしょう。                                                           自分たちも生きがいを神様の意思、自分のための命をもっと深く理解しました。それは新年の目的ですね。新年のときに、空に特別な星が現れます。人生も変化するべきです。昨年よりも私たちはもっと良い人間になるために、神様の意思と自分の意思を合わせる作業が必要です。

 今日はクリスマスの時期の真ん中です。まだ来週までクリスマスの期間ですね。バチカンの前の馬小屋のセットが、私達信者の課題を教えています。その様子の中でもちろんマリア様、ヨセフ様、羊飼い達、3人の博士、幼子イエス様が飾られています。またそれ以外のシーンも表されています。それは慈悲深い行いです。7つあります。                                                                             飢えている人に食べ物を与えること                                          喉が渇いている人に飲み物を与えること                                       ホームレスの人に居場所を与えること                                       病者にお見舞いすること                                             刑務所で面会すること                                              貧しい人々に施しをすること                                           亡くなった人を埋葬すること                                                この背景は、マタイによる福音25章に書かれています。それはイエス様の羊とヤギについての話です。13世紀にトマス・アキナスは自分の本「神学大全」にこの7つの話を書きました。やはりこの7つの行いは福音宣教です。なぜなら、一つずつは愛を表すためです。                                              どうしてこのことはクリスマスの時に馬小屋セットを作った人々が入れたか考えました。やはりマリア様は、人間の中で第一信者としてその慈悲深い行いをしました。なぜなら、マリア様が天使ガブリエルにイエス様のお母さんになることを賛成したことを通して、イエス様に家を与えられました。ですからマリア様は私達信者の模範です。

 私達カトリック教会は、全然知らない人を助けるためにいろいろな施しをします。例えば空腹の人に食べ物を作ったり、服がない人々のために服を集めて配ります。そしていろいろ社会的な活動をお金でサポートします。                                    どうぞ皆さん、マリア様の模範に従いましょう。                                  毎日、愛を通して生活しましょう。

(2018年1月1日の説教より)

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